阿倍野区の戸建て住宅のビルトインコンロ＆レンジフード取替リフォーム工事です。

今回はビルトインコンロの交換について記事を書いていきたいと思います。
画像の後に掲載していきます。

【ビフォー】

【アフター】

目次

• ○  修理？交換？ビルトインコンロの適切な交換時期って？
• ・コンロに炎がついてもすぐ消えてしまう
• ・何度か点火しないと炎がきちんと点かない
• ・グリルの煙の量が以前より増えた・排気口から炎があふれ出ている
• ・コンロの炎が片側に偏っている
• ・コンロの炎の色がオレンジ・赤い
• ・不具合が解決しないコンロ、修理か交換か

修理？交換？ビルトインコンロの適切な交換時期って？

ビルトインコンロの想定寿命（耐用年数）は8～10年程度と言われていますが、
ご家庭によって使い方や使用頻度が異なるので一概に「8年経ったら交換しましょう」とは言えません。
とはいえ、ガス機器であるコンロ。
もし万が一の事故につながる兆しがあるなら早めに把握・対処しておくべきです。
今使っているコンロが安全に使える状態なのかどうか、気になりませんか？

長年使用していると、経年劣化でコンロ自体が古くなり、錆が出てきたり、
吹きこぼしなどで火が出てくる穴（バーナーキャップ）がふさがったりもします。
不具合が出て最初は不便に感じても、毎日使用していると不具合があることが当たり前になってしまい、
どのような症状がでてきたら適切な交換時期なのかもわからず、
気が付いたら事故になっていた！などということになってしまっても困りますよね。
特にご年配のかたで多いのが、火のつけっぱなしによる火災や、ボヤが多いと聞きます。
最近のコンロは安全装置も付いていますし、長くつけっぱなしにすると自動消火機能がついてるものもあります。

清掃や電池の交換で簡単に直る不具合もあれば、今すぐ修理や新しいコンロへの交換が必要な不具合もあります。コンロの修理・交換で迷う前に一度コンロの健康診断をしてみましょう。

コンロに炎がついてもすぐ消えてしまう

立消え安全装置・温度センサーなどの劣化・故障、位置がずれていることが考えられます。
立消え安全装置・温度センサーは、故障していなくても汚れていると正常に作動しないので、
一度清掃してみることをおすすめします。
または電池を新しいものに交換することで直る場合もあります。
またガス弁・電装基板の故障もあり得ます。

コンロの清掃や電池の交換をしても直らない場合は弊社やお近くの業者に相談してみることをオススメします。

何度か点火しないと炎がきちんと点かない

火花も散らない場合は、まず電池の交換をしてみましょう。（チッチッチとならない場合も）
電池が古いと、どんどん炎が付きにくくなります。
コンロの使用期間が短い場合はほとんどが電池の交換で直ることがあります。
マイクロスイッチの劣化・故障の可能性もあります。
また吹きこぼしてしまって、コンロ内部まで濡れてしまったりすると異常を起こしてしまう事があります。
その場合、コンロを分解して確認しないとなりませんが、一般の方が安易に分解することはやめましょう。
逆に壊してしまう可能性がありますので、弊社やお近くの業者にお問い合わせしてみることをオススメします。

グリルの煙の量が以前より増えた・排気口から炎があふれ出ている

グリルの清掃は毎回使用ごとにきちんとしていますか？
油分の多い食材を焼くと煙は多く出るものです。
それにしても最近煙の量が多い気がする…、
頻繁に食材が燃えるという場合、庫内に固着した油が燃えているのが原因かもしれません。
清掃せずに使っていると、煙が増えるだけでなく、溜まった油分が燃えたり、
蓄積した塩分や油分が原因でグリルの壁や天井に穴が空いてしまうこともあります。
これらは火災や大事故などに繋がる大変危険な状態です。
清掃をしても直らない場合は、弊社やお近くの業者にご相談ください。

あまりにも堆積した汚れがひどい場合、
思い切って買い換えるというのも選択肢の一つだと思います。
最新のコンロには汚さない工夫、掃除しやすい工夫がされているものがたくさんあります。

コンロの炎が片側に偏っている

まずバーナーキャップが正しく取りついているか確認しましょう。
正しく取りついていて、解決しない場合は穴が目詰まりしている可能性があります。
バーナーキャップの清掃をしてみてください。
そのまま使用を続けていると不完全燃焼や一酸化炭素中毒の恐れがあります。
清掃で解決しない場合はバーナーキャップの交換という選択もあります。

バーナーキャップの交換もご自身では行わず、弊社やお近くの業者にご相談ください。

コンロの炎の色がオレンジ・赤い

通常ガスコンロの炎の色は青色です。赤いということは温度が下がっている証拠。
酸素不足で不完全燃焼を起こしている可能性があります。
放っておくと一酸化炭素中毒の恐れがあります。こちらもバーナーキャップの清掃で直る場合があります。
ただし、コンロの近くで加湿器をご利用になっている場合、それが原因で炎の色が赤くなっている場合があります。
一度加湿器を切って、炎の色に変化がないか確認しましょう。

加湿器を切っても変化がない場合は、弊社やお近くの業者にご相談ください。

不具合が解決しないコンロ、修理か交換か

不具合が出て、上記の方法で改善しない場合、メーカーに修理依頼をしてみましょう。
部品の交換や修理で解決できる場合もあります。しかし、修理ができない場合があります！
それは部品の販売が終了している場合です。
なぜなら、修理に使用する部品を、メーカーが保有しているのは製造終了から5年間だけだからです。
5年経つとメーカーは修理部品の在庫がなくなっても、補充しません。
もちろんすぐに在庫切れになるわけではありませんが、製造終了から5年以上経って故障したら、
修理だけでなく、交換も視野に入れるべきです。
商品在庫があれば修理対応でも良いですし、値段で決めるのが妥当だと思います。
メーカーによっては在庫年数等も違うのであくまでも一般的な意見です。


コンロの調子が悪いとお悩みのお客様
一度弊社にご相談ください。
現場を下見の上、より良い商品をプランニングさせていただきます。

また現在のビルトインコンロの製造期間は発売から3～5年程度です。
修理部品の保有期限や製造期間、想定寿命を総合的に見て、
設置から10年以上経っての故障・不具合が発生した場合は交換したほうがお得です。
なぜなら、今回不具合を出た箇所を修理したからといってコンロ全体が新品になるわけではないからです。
修理してからしばらく使っていると、今度は再度別の部分に不具合が出てくる可能性があります。
修理を繰り返すと費用はどんどん重なっていくのに、コンロのスペックは購入当時の古いままです。
さらに設置から15年以上経って、故障・不具合が発生した場合は修理部品が
残っている可能性は少なく、ほとんど新しいコンロに交換するしかありません。
ビルトインコンロの性能・機能は、10年で大きく進化しています。
いつまでも不便や不安を我慢して使い続けるより、新しいコンロに交換した方が断然おすすめです！